ママ友つきあいは気を使うだげて疲れるし、距離感もイマイチわからない。
めんどくさいママ友なんていらない!
私は、高校生と大学生になった子どもを育てていますが、ママ友つきあいでは体を壊すほどに悩んできました。
下の子が高校生になった今では、「ママ友づきあい」という呪縛から解放され自由を得ていますが、当時は苦悩も多かったことを思い出します。
わたしの経験から結論をいえば「ママ友は必要」。
なぜなら子どもにも関わってくるし、つらいこともたくさんあったけど自分自身の成長にもつながったと振り返ってみてわかるからです。
この記事では私の体験談もあわせて「本当にママ友はいらないのか」をお話していきます。
この記事はこんな人に向けて書いています。
- ママ友なんていらないと思っている人
- ママ友つきあいがめんどくさいと思っている人
ママ友つきあいに疲れてしまった人は「ママ友付き合いに疲れたら読んでほしい!あなたを救う3つの考え方!」も参考になります。
ママ友は本当にいらない?
ママ友についてのアンケートです。
ママ友って必要?(リアルで)4つ目は「今もいないし、これからもいらない」です。— 小春🍀春は眠い (@marverll526) November 13, 2019
こんなツイートを見つけました。
40%の人はママ友が必要と思っているんですね。
ポイント
- たまたま子どもが同じ学年
- 同じ学校に通ってる
- 近所に住んでいる
この共通点があって子育てしている同志という感じでしょうか。
「子どもが同じ年齢で近所に住んでいる」だけで、ママ同士は「別の環境で育ち年齢も違う人とどうやって友達になればいい?」正直わたしは疑問でした。
ただ、単純にママ友と仲良くするのはこどものため。
そうおもって幼稚園~中学卒業するまでママ友つきあいをしてきましたが、振り返ってみるとママ友の存在で助けてもらったことがたくさんあったんです。
ママ友のメリット
ママ友がいるメリットはたくさんあります。
- 学校の行事のことなど知らない情報を得られる
- 自分が体調不良のとき子どもの迎えをお願いできる
- 大地震など緊急時の悩みや不安の共有ができる
①の学校の情報を得られるというのは、兄弟がいるママ友は先に子どもの学校行事を経験しているので知ってるんです。
たとえば
- 修学旅行のときの持ち物。
- 高校受験するときのよい塾。
- 評判のよい高校。
- どのくらいの偏差値を持っていれば希望校に入れるか。
- いつから勉強しておいたほうがいいのか
- 運動会では場所取りはしたほうがいいのか
などなど「ママ友から情報を得なくてもわかるし!」と思う人もいるかもしれませんが、早めに知っておけば余裕をもって準備が可能。
②の子どものお迎えについては、大雨の日や子供会の仕事で見守り当番などの時に自分が都合が悪かったり体調不良のとき、ママ友がいれば相談して代わってもらうこともできすごく感謝したことを覚えています。
③の災害時については、わたしの子どもたちは小学3年と1年のときに東日本大震災を経験しています。
子どもたちは、ちょうど下校時間で歩き始めたときでした。
親の私たちもパニックになっている中で、原発事故が起こります。
そんな緊急時の中、子供を守りたい気持ちはママ友同士みんな同じ。
ママ友のデメリット
ママ友のメリットはたくさんあったけど、デメリットも人間関係の中では避けて通れないところ。
ママ友のデメリットは
- 子育てにおいての価値観のちがい
- ママ友同士の境界線がむずかしい
- うわさ話に振り回されたり被害はなしに巻き込まれる
女の人は、うわさ話が好きなことも多いですよね。
何人かで集まったらずーっと誰かのうわさ話をしている人もいます。
嘘かほんとかわからない、面白おかしく装飾されたうわさ話を聞く時間は苦痛なことも。
例えば、「自分がうわさ話のネタにされるかもしれない」というリスクもあるので、踏み込んだ話はしないほうがベスト。
もし、だれかのうわさ話を聞いたらうまく切り抜ける力も必要です。
よくあるのが被害報告。
「子どもがクラスのAくんにけがさせられた!」などよくある話ですが、お互いの話を聞いていないうちは100%で聞かないほうが無難です。
ママ友がいないと困る?
「ママ友がいないと困ることがあるのか」というと、わたしの経験値では
こどもに影響がある
これに限ります。
わたしが子供のころの話ですが、私は転校生でした。
私の母は途中から入ったためか私と同じ年のママ友ができず、弟と同じ学年のママ友をたくさん作っていました。
こどもである私は、同級生の親同士が仲良くしているのを見てうらやましかったです。
今となっては「途中からママ友グループに入るのは大変なこと」と母の気持ちがわかりますが、やっぱり子ども心に寂しかったのを覚えています。
子ども同士で遊ぶのに親はあまり関係ないと思う人もいるかもしれませんが、年齢が低ければ低いほど
- 自宅で遊ばせてもらった
- お菓子をごちそうになった
などお世話になることも多いのが現実。
またこどもが中学生になれば部活動に入ることもあるでしょう。
そうなったときに部活動で保護者の送迎当番などが始まり、保護者のかかわりが多く、嫌でもつきあわなくてはいけないことも。
ママ友とはいい距離感でつきあっているのがベスト。
まとめ:ママ友はいらない存在ではない
ママ友は、こどもの年齢が小さければ小さいほど関わりが深くなります。
それでも中学生までは続くでしょう。
ママ友でも気が合う、合わないはあるので気の合うママ友を作ることができれば子育てで悩んでしまう時も力になってくれる心強い存在。
そもそも、ママ友は「自分のともだち」ではなく「子どもを通した知りあい」というスタンスでいると、距離感がうまく保てます。
子供が高校生になった今、私には子どもを通さずにつきあえるママ友がいます。
それはこどもの成長とともに親が一緒に出ていくこともなくなり、行事で会う機会もなくなるママ友もいる中で、ふるいにかけられ残った人が本当の友達なのだと考えます。
ママ友つきあいは時にめんどくさいし、価値観もちがい悩むこともたくさんあります。
でも、同じ子育てで悩む同志だからこそ共感しあえる唯一の存在。
ママ友を無理に作る必要はないけれど、「ママ友なんていらない」と思っているならもったいない。
気のあう人は必ずひとりはいるものです。
ママ友つきあいに疲れてしまったら「ママ友付き合いに疲れたら読んでほしい!あなたを救う3つの考え方!」を読んでみてください。
ママ友のお宅に招待されたら手土産を持っていきましょう。