子供の忘れ物は、多くのママが一度は悩んだ経験があるほどよく聞く話です。
私は、2人の子どもを育てていますが小学校・中学校まではよく忘れ物を届けていました。
忘れ物を届けるのは過保護じゃない?と思う方もいるかもしれませんが、ポイントは子どもが望んでいるかいないです。
この記事でわかること
- 忘れ物が多い子供の特徴
- 子供の忘れ物で親ができる対策
- 過保護と過干渉のちがい
- 他のママさんたちは忘れ物を届けてる?
子供の忘れ物が多いと悩んでいるなら親ができる4つの対策が有効です。
詳しく紹介しますのでぜひ最後まで読み進めてみてくださいね。
忘れ物が多い子どもの特徴
忘れ物が多い子供の特徴は大きく分けて3つです。
- 整理整頓が苦手
- めんどくさがり
- スケジュール管理ができない
- 好奇心が旺盛
子供の性格によっても違い、忘れて恥ずかしい思いをする子もいれば、なんとも思わない子もいます。
忘れ物が多い子というのは好奇心が旺盛で頭の中で考えることが多かったり、注意力が散漫になっている場合もあります。
また、めんどくさがりな子は、前日に準備する時間を設けて計画的に行動することが苦手なため「確認作業」ができず、忘れ物をしてしまうというわけです。
子供の性格によっても忘れ物をしやすい子と忘れ物をしない子というように分かれるんです。
子供が忘れ物したら届ける?届けない?
「もし、子どもが忘れ物をしていることに気づいたら届けるべきか?」という悩みはよく聞きます。
そこで、Twitterでアンケートを取ってみました。
お子さんを持つママさん・パパさんに質問です😊
子どもが忘れ物をしたら学校まで届けますか?
私はしょっちゅう届けるタイプでした😅#子どもの忘れ物 #主婦 #子育て #子どものしつけ#アラフィフ応援隊
— きなこ@ライターとブログで40代主婦のあらたなスタート🌸 (@naco70405311) July 23, 2020
結果は「忘れた物による」が一番多く、次に「届けない」が多くなりました。
確かに忘れた物がお弁当だったら届けますし、筆箱なら届けないことも想定できますね。
「届けない」という意見の中には「届けてあげたいけど仕事をしているから届けられない」という意見も含まれているようです。
忘れ物を届けるとしても子どもが本当に困るものであれば、電話でどうしても届けほしいと連絡がくるはずです。
ここで、私の子どもが小学校の時のエピソードをお話します。
その日、図工の時間で彫刻刀が必要だった息子は持っていくのを忘れてしまったようです。学校の先生に伝え、職員室の電話から自宅に届けてほしいと電話をかけてきた息子・・・。その後、息子は「電話代10円をきちんと支払いなさい」と先生から言われ次の日、電話代10円を持って学校に行きました。
この経験は息子にとってとても嫌な経験だったようで、その後彫刻刀を忘れることは絶対にありませんでした。
私は、このときの先生の対応にも感謝しています。「忘れ物をしたら大変なことになるんだ」という経験をさせてくれたのですから。
それからは、私が忘れ物を届けるか届けないかの判断基準は「子どもが届けてほしいと望んでいるか」です。
過保護と過干渉の違いを知ろう
過保護と過干渉の違いってご存じですか?
参考
過保護とは、子どもが望んでいることをやってあげ過ぎること
過干渉とは、子どもが望んでいないのに親が先回りしてやってしまうこと
一見どちらも同じように見えますが、過保護は子どもが望んでいる欲求を満たしているのでOK。
やり過ぎ?と思うくらいでも成長して自立すれば自然になくなります。
逆に過干渉は、子どもが望んでいないことを親が先回りしてやってしまうことで「子どもの学び」を取り上げてしまうことになります。
例えば
- 子どもの行動を制限する(コントロール)
- 子どものスケジュールを常に把握する(監視)
思い当たることがあれば過干渉の恐れがあります。
大事なのは「子どもの意思」という観点で考えること。
子ども本人が困れば忘れ物しなくなる?
子どもの教育については人それぞれ家庭の考え方があるため正解はないと思っています。
あるお母さんは
どちらも「子どものために」と考えているので正解。
では子どもからの観点で考えたらどうでしょうか?
例えば子ども自身が「忘れ物することは恥ずかしいことで自分が困ること」だとわかっているならば、すでに学んでいるわけで「あえて届けない」はあまり意味がないかもしれません。
子ども本人が「忘れ物が多い癖を治したい」と思っていることで忘れ物がなくなるならすでに忘れ物をしていないでしょう。
忘れ物を届けるのは中学生まで
中学生になると多感な時期に突入します。
忘れ物すること自体が恥ずかしかったり、周りの子と違うことが嫌で忘れ物をしないように気をつけるようになるでしょう。
また、小学校とはちがい忘れ物をすることで先生にも厳しく指導されたりペナルティが与えられることもあるんです。
例えば、体操着を忘れたら体育の授業に参加できずそれがそのまま評価に加わります。
中学生時代の忘れ物は、通知表や評定にも響くため受験を控えた子どもや親も必死でなくすように注意します。
そういう時期を乗り越えて、高校生になると経験値が上がることや成長して自立することから、ほとんど忘れ物はしなくなるでしょう。
忘れものが多すぎる子どもは病気?
子どもの忘れ物が多いと、「もしかしたらうちの子病気なのかしら?」と不安になることもあるでしょう。
現にママの悩みの中でも「忘れ物が多い」ことが多数を占めているデータもあります。
確かに発達障害(ADHD)などの病気の特徴の1つに「よく忘れ物をする」というのが挙げられています。
でも、忘れ物が多い=病気とすぐに決めつけてはいけません。
子どもの年齢が小さければ、まだ自分のコントロールができないこともあります。
まずは改善できることから始めてみましょう。
忘れ物が多い子どもに親ができる4つの対策
子どもが忘れ物をしないようにするために親ができる対策は4つ。
- 家の中や机回りの整理整頓
- 規則正しい生活習慣をさせる
- 前日に持ち物を一緒に確認する
- 出かける前に声かけをする
1つずつ解説しますね。
家の中の整理整頓
まずは家の中が散らかっていると、子どもはその環境が当たり前になります。
子どもの物と家の中のものがごちゃまぜになっていませんか?
机回りや子どもの持ち物の位置は初めから決めて置くと気がつきやすいし、忘れ物対策にもなります。
生活習慣を整える
また早寝早起きという規則正しい生活ができないと朝早く起きられず、慌てて準備して学校に行くことになり忘れ物もしやすくなります。
まずは、早寝早起きをさせる習慣をつけさせましょう。
前日に準備させる
次に前日に準備させること。
このとき、一緒に持ち物確認をすることで2重チェックでき忘れもの対策になります。
大切なのが子ども本人に準備させ、しっかり確認作業を見守ってあげることに徹底すること。
親が率先して準備しては、子どもの学びになりません。
出かける前に確認の声かけ
最後に、出かける前に声掛けをしましょう。
「忘れ物はない?」この一言で子どもはもう一度忘れ物していないか再確認することができます。
まとめ:子どもの忘れ物なくすには親の関わりが大切
自分の子どもの忘れ物が多いと「親の教育が悪い」と責められてしまうような感覚になる人もいます。
でも、子どもに限らず大人でもうっかり忘れてしまうこともあるし、完璧にできる人なんていませんよね。
ですが成長過程で忘れ物が多い子供にはなるべく小さいうちから対策して改善すること心がけましょう。
なぜなら、中学生になると忘れ物1つで評価にも関わってしまうからです。
子供の忘れ物対策ではご紹介した親ができることをまずは実践してみてください。
子育てに悩みはつきものです。
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