「おいしい非常食が知りたい」「非常食にはどんなものがある?」「非常食はどのくらいの量を備えればいい?」
このような悩みを解消します。
結論からいえば災害時に必要な量は家族の人数分×1週間分。
4人家族の例
- 4人分×3食=12食分→1日分の量
- 1日分の量12食×7日分=84食
朝・昼・夕食と食べるとなると84食も必要となります。
一日2食にしたとしても42食。
それでもかなりの量が必要ですね。
経験したからこそ、声を大にして言えるのは「災害はいつ起こってもおかしくない」ということ。
だからこそ、備えがとても大切です。
そこでこの記事では、災害時に必要なおいしい非常食をランキング形式でご紹介します。
この記事でわかること
- おいしい非常食
- 非常食の必要な量
- 備えたら必ずやるべきこと
それでは早速いきましょう。
災害が起こってからでは遅い
地震・災害が起こってから足りないものを購入しに行っても遅いです。
すでに買い占めは始まっています。
コンビニやスーパーの缶詰やカップラーメンなどの棚はすでに空っぽ。
むしろ、お店すら開店していないこともあるんです。
災害時は皆パニックになっているので冷静な判断もできません。
だからこそ、慌てることなく冷静に行動できるように日頃から備えておくことが重要です。
\家族4人分の非常食が3日間分!防災セット/
常備しておきたい!おいしい非常食ランキング
日頃から常備しておきたい非常食ですが、どうせならおいしいものを備えておきたいですよね。
そこで、おいしい非常食をご紹介します。
1週間分の非常食セット
家族の人数が多かったり「いろいろと種類を揃えるのがめんどう」という人には1週間分の非常食セットがおすすめ。
- 水で戻せるおにぎりやご飯
- ラーメン
- うどん
- パン
- ようかん
- お菓子
などの31種類54品が入っています。
これは1人が7日間過ごせる量なので人数分が必要です。
何を買おうか迷ってしまう人にはおすすめ。
温めずに食べられるカレー
カレーは国民食といっても過言ではなく子どもから大人まで好きな人が多いですよね。
こちらのカレーは温めなくても食べられるように植物性油脂を使用していて食感もなめらか。
3年間保存が可能です。
災害時は火を使えないこともあるため冷たくても食べられるカレーがあるとうれしいものです。
1つ140円ほどで家族分用意してもリーズナブルな価格が魅力です。
災害時には食べ慣れたものを備えておくのがおすすめ。
そういった面でもカレーは必須です。
おもちセット
災害時、甘いものが食べられたらうれしいですよね。
おもちは腹持ちがいいので非常食にとても向いています。
種類は
- きなこ餅
- あんこ餅
- いそべ餅
があり、製造日から5年も賞味期限があるのでぜひ備えておきたい非常食のひとつです。
携帯おにぎり
がっちりマンデーでも取り上げられたことのある尾西食品の携帯おにぎり。
お水やお湯をいれるだけで握らずにおにぎりができるのが魅力のひとつです。
5年保つ保存食のアルファ米おにぎりをためしに買ってみたんだけれど
うまぎて震える…!
お湯を入れて15分で五目おこわおにぎりができるのですが
普通にこの味つけの素が欲しい保存食のおにぎりってこんなにおいしいんだ( ゚д゚
尾西食品さんすごい
水で30分でもOKだから夏の釣りメシにいいかも pic.twitter.com/aYhVpMenpI
— 柊 一葉@推し未亡人の作業中 (@ichihahiiragi) March 20, 2020
美味しいと口コミもいいですね!
カップヌードル
カップヌードルは定番で食べ慣れているものの1つ。
子どもも好きですよね。
こういったカップラーメン系のものはスーパーやコンビニで購入しようと思っても買い占められていていざという時に買えません。
ネット通販で購入しようと思っても価格が高額になっていたり売り切れていたりで買えなくなります。
だからこそ買えるときに買っておきましょう。
フリーズドライ 味噌汁
非常時は温かいみそ汁が飲みたくなるものです。
温かいものを食べるだけでもほっとした気持ちになります。
- なす
- あおさ
- 野菜
- きのこ
- ごぼう
- 根菜
- なめこ
- とうふ
- ねぎ
と豊富な種類が入っていて飽きずに飲めます。
野菜ジュース
災害時に足りなくなる栄養はビタミン・ミネラルです。
パンやお米などの炭水化物は比較的取りやすいですが、野菜はなかなか食べられなくなります。
そんなときに重宝するのが野菜ジュースです。
1パックで一日分の野菜が採れるジュースなら手軽にビタミン類が摂取できます。
カロリーメイト
子どもに空腹をガマンさせるのはとても切ないですよね。
そんなときはカロリーメイトなどのバランス栄養食がおすすめ。
成長期の子どもに必要な栄養をおやつ代わりに摂取できます。
その他ゼリー飲料などもあるといいですよ。
レトルトおかず
おにぎりや炊き込みご飯だけでは3日が限界です。
そんな時に便利なのがウチパクのレトルトおかず。
湯せんするだけで食べられて常温で1年も保存が可能です。
長期保存ができるのに、保存料や着色料を使っていないので安心して食べられます。
賞味期限が近くなったら普通に食事として食べて、また災害用に準備しておきましょう。
非常食の必要な量は?
非常食の必要な量は
最低でも3日分、できれば1週間分の食料品と水、カセットコンロなどを用意しておきます。なお、災害が発生した当日1日分の備えとして、調理せずに食べられる食料品(缶詰、アルファ化米、栄養補助食品など)を確保することが重要です。
農林水産省HPより引用
これから起こりうるかもれない南海トラフ巨大地震を想定して政府が推奨しているのは最低でも3日できれば1週間分の食料品と水・カセットコンロが必要と発信しています。
1週間分×家族の人数分の食料品が必要ということです。
水は1人1日3ℓ×家族人数分
かなりの量が必要です。
食事の必要な量の例をご紹介します。
4人家族の例
- 4人分×3食=12食分→1日分の量
- 1日分の量12食×7日分=84食
非常食の賞味期限を定期的にチェック
非常食を購入したらもう安心というわけではありません。
いざというときに備えていた非常食の賞味期限が切れていた!ということはよくあること。
必ず、定期的に賞味期限をチェックして切れそうなときは、避難訓練のつもりで食べて新しいものをまた備えておきましょう。
そうすることで非常食であっても食べ慣れることができるため、いざという時でも冷静に乗り切ることができます。
災害時は温かいものが食べたくなる
災害時では何かと温かいお湯が必要になるものなんです。
農林水産省でも推奨してるようにカセットコンロと鍋は必須アイテム。
カセットガスもセットで準備しておきましょう。
お湯があるだけで温かいタオルで身体を拭くこともできるし、赤ちゃんのおしりかぶれも防ぐことができます。
非常食はスーパーで購入したものでいい?
非常食はフリーズドライにしたり保存に適した無菌状態で作ってあります。
スーパーで購入できるレトルトカレーも温めないと食べられないものがあったりするので注意が必要です。
- カップヌードル
- 野菜ジュース
- カロリーメイト
- フリーズドライの味噌汁
- 缶詰
などは、スーパーのものでもよいですが、水やお湯を入れるだけでできるアルファ米などの製品はネット通販でしか販売していないものが多いです。
\水やお湯を入れるだけで食べられるアルファ米ならこちらもおすすめ/
まとめ:非常食はおいしいものを備えておこう
非常食はおいしいものでないと正直つらいです。
まずは家庭内で避難訓練をして非常食も一度は食べてみることをおすすめします。
非常食をひとつずつそろえるのは大変な場合は、あらゆるものが1週間分そろう非常食セットが便利です。
こちらの内容も一度チェックしてみてください。
明日起こるかもしれない災害に対応できるよう日頃から備えておくことが重要です。
「今、災害が起きたら1週間すごせる食料があるか」を常に考えて生活しましょう。