51歳10か月の頃、突然、景色がぐるぐる回るようなめまいに襲われました。
それが、更年期の不調の本格的な始まりでした。めまいが落ち着いたと思うと今度は眠れなくなり、そのせいで不安感が強まり、心まで追い込まれていきました。
今も回復途中ですが、漢方薬やプラセンタ注射、薬膳を意識した食事、サプリなど自分に合う方法を見つけて、今のところは安定しています。
この記事では、更年期に起きためまいと不眠、そして回復途中の今に至るまでを、私自身の体験として正直に書いていきます。
同じような症状で不安な毎日を過ごしている方の、少しでも安心材料になればうれしいです。
51歳10か月、何の前触れもなく起きた「ぐるぐるめまい」
51歳10ヶ月、忘れもしない9月末日の朝、目が覚めると突然天井がぐるぐると回りました。
起き上がれないほどのめまいで、ものすごい恐怖を感じたのを今でも覚えています。
それまで、更年期の症状としてはホットフラッシュがメイン。それでも元気に仕事もできていたし、推しのファンミーティングにも足を運べるくらい元気だったので、、急に始まっためまいに戸惑い、「脳の病気だったらどうしよう」「このまま倒れるんじゃないか」と、不安が一気に募りました。
めまいのあとに始まった不眠症状
めまい自体は少しずつ落ち着いたころ耳鼻科へ受診するも耳の異常はなし。医師からは「寝不足だとめまいが起こるのでしっかりと寝て下さい」と言われました。
これまでも寝つきが悪く全然眠れなかった…という日もたくさんありましたが、このときにはそこまで眠れてなかったわけではなかったんです。
「この症状は何だったんだろう…、まためまいが起きたらどうしよう…。」布団に入っても考えごとが止まらず、私どうしちゃったんだろうと悩みました。
そんな日が続くと、布団に入っても目がギンギンに冴え本当に眠れなくなりました。
朝まで一睡もできない日もあれば、睡眠時間3時間で目が覚めてしまいそこから朝まで眠れない…。そんな日が続くこと1か月、だんだん気分が落ち込み、うつっぽくなります。眠れないと気分がものすごく落ち込んで大好きな韓国ドラマを観る気にもなれず。かといって睡眠時間が短いのに昼間にお昼寝できるわけでもなく…。まるで眠り方を忘れてしまったようでした。このときは本当に地獄の日々でしたね。
ホルモン療法が合わず絶望感を味わう
どうにかして元気なりたくて近所の婦人科を受診します。そこでホルモン検査を受けると「やはり更年期ですね…」と医師。私は子宮筋腫で全摘していたため、エストロゲン単独療法でホルモン療法をすすめられました。
正直、ホルモン療法をするかしないかも悩みましたが、ひとまずやってみることに。私の場合はテープ式のものをお腹に貼る方法でした。
ただ、貼り始めて3日目くらいすると、今度は心臓がバクバク。動悸がひどくなり血圧を測ると160まで上がっていました。これはまずいぞ、と婦人科に電話して聞いてみると、「血圧が上がる副作用はない、内科へ行ってください」と医師の冷たい返答。これにもメンタルが削られました。
翌日婦人科で言われた通り、内科に行くとまずはホルモンテープを剥がしましょうと許可を経て、剥がすと次の日には動悸も高血圧も落ち着きました。血圧は普段130程度なので安心とは言えませんが、急激な副作用にびっくり!
というわけで、私はホルモン療法が合わないという結果に絶望感を味わい、心はどんどんボロボロになっていきました。
私が試したこと、そして今落ち着いている方法
今も私は、更年期を完全に乗り越えたわけではありません。現在52歳と真っ只中ですが、いろんなアイテムを試し自分に合う方法で今のところは落ち着いています。
ここからは、実際に試して助かった方法を紹介します。※あくまでも私に合ったものですので、必ずしも万人に合うものではありません。ぜひ参考程度で読んでいただけますとうれしいです。
漢方薬
ホルモン療法ができなくなってしまったので、今は漢方内科で漢方薬を処方してもらっています。
私が今飲んでいるのは2種類。
- 酸棗仁湯
- 加味帰脾湯
この2種類で随分と不眠症状はよくなった気がします。特に「酸棗仁湯」は飲み始めてから3日目にはスーッと寝れるようになり、私にはドンピシャで合ったのだと思います。
とはいえ、まだイレギュラーなことが起こったり、興奮したりすると眠れなくなるので、そのときは睡眠薬を処方してもらってます。これまでは「睡眠薬を飲まないと寝れない身体にしたらダメだ!」とか、「頼りすぎてはいけない」と頑なに拒否していたけれど、「ダメなときは頼ればいい」。そんな風に思えるようにゆるく自分にOKを出すことを目指しています。
プラセンタ注射
プラセンタ注射はめまいが起こる数か月前から、内科のほうで週1ペースで打っていました。ただ、そろそろやめたいな…と思うようになっていたところで、期間を少し空けていたときにめまいが。たまたまかもしれませんが、急いでプラセンタ注射を打ちに行くとかなり体調が楽になったのを覚えています。プラセンタ注射は賛否ありますが、私には合っているようなので、これからも続けてみたいと思っています。
自律神経を調える|鍼治療
よく更年期は自律神経が乱れるとかききますね。そこで本当に眠れなくてつらったとき、藁をもすがる思いで鍼治療に行ってみました。舌の状態やお腹の固さ、脈などをみて判断し、鍼で治療してもらいます。そこで私の状態を見てもらうと「心脾両虚」。思い悩む、考えすぎることが主な原因だそうです。続けて通うこと3か月、今では2週間に一度のペースにできるくらい体調は落ち着いています。よくなるまでに時間はかかるもののやってよかった療法のひとつです。
薬膳を意識した食事
鍼の先生から、気(エネルギー)・血が足りない状態なので、山芋やかぼちゃ、お米、などを食べてみてください。冷たいもの、脂っこいもの、甘いものは控えめにというアドバイスをもらったことで、興味を持った薬膳食材。薬膳と聞くと手に入りにくい食材ばかりをイメージしますが、実はスーパーで買えるものばかりの野菜などです。
医食同源という言葉あるように、食べるものが自分の体質に合っていない場合、体調を崩してしまうこともあると知ってからはかなり意識して食事メニューを考えるようにしています。
役に立った本
薬膳の本や更年期の本、体調が悪いときはあらゆる本を読みました。そのなかで個人的にとても役に立った本を紹介します。
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自分の体質を知るセルフチェックシートや体調によって食べるとよい食材なども紹介されていてわかりやすかったです。今でもバイブルのように読み返している本です。初めて薬膳に興味を持ったときに読むとよいと思います。
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こちらも食事が大切だと再認識した本。更年期は何を食べるかが重要、栄養が大切だと再認識しました。
サプリメント
エクオール
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ホルモン療法ができないと悟ったとき、始めたのが大塚製薬のエクオールです。薬局とか産婦人科でも売っているサプリメントで信頼できるかなと思い始めました。劇的にきいてる!というわけではありませんが、ホットフラッシュは落ち着いています。
ビタミンD
食事は重要、基本は食べることからと思いつつも胃腸の調子が悪い時やなかなか食べられないときもありますよね。特に秋から冬の時期、なかなか寒くて朝ウォーキングができないときに飲むのがビタミンDのサプリ。これを飲み始めてから気分の落ち込みが安定した気がします。
グリシン酸マグネシウム
マグネシウムが足りないと深い眠りにつけないのだとか。まだまだ眠りが浅い日もあるので助けてもらっています。
更年期は必ず終わると信じる
いつ終わるのか、このままつらい日々が続くのではないかと不安になる更年期。でも先輩方にきくと必ず終わるときがくると励まされます。今後も波はあるかもしれませんが、完ぺきな自分じゃなくてOK。60%で十分OKを出せるよう、自分に甘く過ごしていくのがよいとこの経験から学びました。
私の体験が少しでも役に立てたらうれしいです。
