男の子は中学生になると可愛かった声も変わり、急に背が伸び成長しますね。
小学生のころは「ねぇねぇママ~」と学校であった出来事をよく話してくれたのに急に自分から離れてしまう寂しさと変化に戸惑うお母さんもいます。
まして反抗期に突入し「うるせー黙れ!」なんて言われたらもうショックで落ち込みます。
今、反抗期の息子に悩んでいるお母さんはとてもやさしいお母さんなんです。
この記事では反抗期の息子の特徴と対処法がわかります。
「絶対にやってはいけない注意点」もありますから最後まで読んでみてください!
反抗期はいつから?
反抗期には、第一次と第二次の2回訪れます。
第一次反抗期が2歳くらいの時
第二次反抗期が思春期の時
といわれています。
第一次の2歳くらいの反抗期はイヤイヤ期といわれる時期です。
そして第二次の反抗期は思春期の頃から始まるといわれています。
男の子や女の子によっても時期がちがいますが、思春期でのホルモンバランスにも影響されて反抗期が起こります。
だいたい小学校高学年から中学生の頃と考えておくとよいですね。
反抗期の特徴
反抗期は、人それぞれです。
中学生で始まる子もいれば高校生になってから反抗期がひどくなる子もいますよね。
反抗期の特徴を知って、目安としてこんな行動が見えたら「反抗期なんだな」と思えばいいでしょう。
- 暴言を吐く(ババァなど)
- 話しかけても無視する
- いつもイライラしている
- 親のいうことを聞かない
- 部屋にこもる
反抗期は自立の第一歩なので「そんな時期」と考えてみましょう。
反抗期の息子に疲れてしまったら
反抗期の息子の態度に傷つき疲れてしまったらこのようにかんがえてみましょう。
- 反抗期があるということは成長している証。うちの子はきちんと成長している!
- 反抗期は自立の一歩、子離れの練習!
- 反抗期は必ず終わるから落ち着いて見守ろう!
母親にとって息子はいつまでも子供です。
反抗期はこどもにとって自立するための儀式のようなもの。
親の「子離れのチャンスでもあり訓練である」ととらえればほどよい距離感で接することができます。
このまま子離れできない母親になりたくないですよね?
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息子にも反抗する理由がある
ここまでは親目線でお話ししてきましたが視点を変えて息子の立場ではどんな気持ちで反抗しているのかみていきましょう。
中学生は半分こどもで半分おとな。
複雑な立場で自分でもどうしてよいのかわからずにイライラしてしまうんです。
- もうお母さんの言うとおりにしないで自分で考えてやってみたい!
- だからうるさくいわないで!
という気持ちも強くあるけど、一人で自立する不安もあって精神的にも不安定に。
それが反抗にもつながるんです。
また学校での人間関係で悩んでいたり高校受験などで大きなストレスがかかっているときほどイライラして家族に当たります。
反抗期の息子への対処法と注意点
ここからは反抗期の息子への対処方法と絶対にやってはいけない注意点をお話していきます。
反抗期を乗り切る対処法
息子がイライラしてくそババぁなどと暴言を吐いたらその時は応戦しない。
怒り心頭のときに何を言っても火に油を注ぐだけなのでそっとしておきましょう。(ここはぐっとガマン!)
次の日にでも落ち着いているとき、機嫌のよい時にきちんと話します。
「お母さんはあの時傷ついたよ。大切に育ててきたあなたにクソババぁといわれてとても悲しかった。イライラしている気持ちもわかるけどもう言わないでほしいな・・」と傷ついたということを伝えることです。
お母さんの中で言われた言葉がずっともやもや残っていることもありますよね。
そんなときは許す気持ちになるまで距離を保ち静観する方法もあります。
お弁当は必ず作ろう
反抗期は親の愛情を伝えることがとても大切な時期。
うまく会話ができないことはあっても食事はきちんと取りますよね。
「こどもは親の作る食事から愛情を受け取る」といわれています。
働いているお母さんは忙しく料理もなかなか手作りできないという方もいるでしょう。
そんな中でもお弁当は必ず作るようにしましょう。
冷凍食品を使ってもいいですが必ず1品は手作りのものを入れてあげてください。
息子さんがお弁当を食べてくるということはお母さんの愛情もきちんと受け取っている証。
働いていてむずかしかったり料理が苦手な場合は、かんたんにできる手作りキットなどを利用することがおすすめ。
反抗期の息子に絶対してはいけないこと
反抗期の息子に親が絶対にしてはいけないことは「無関心になること」。
子供が反抗するのは親の愛情を確かめる行動でもあります。
どんなに生意気な態度を取られてもそこから親が逃げてはいけません。
応戦するということではなくきちんと「こどもに心を向けている、目だけは離さないということ」です。
こどもの行動を黙ってみていて本当にダメなことをしたとききちんと叱るということが親の役割。
反抗期がひどい子の場合、親が恐れてしまい何もいえないという人もいます。
自分が生み大切に育ててきた子どもなのだから恐れてはいけません。
きちんと向き合っていれば必ずこどもに愛情は伝わり、そこまでひどい反抗期にはならないでしょう。
意外にいる!反抗期のない息子の特徴
実はわたしの長男はほとんど反抗期がありませんでした。
受験のときのストレスで少しイライラしていたことはありましたが上に書いた対処法を実践して反抗期は1週間も続きませんでした。
これは親の接し方だけではなく学校での友達や先生など周りの環境に救われていると私は思っています。
現に同級生で息子を持つママ友に「反抗期ある?」と聞いたところ「ほとんどない」とのこと。
反抗期のない子の共通点はまわりの環境に恵まれ素直な性格であるということです。
反抗期の息子の対処法:まとめ
ここまで反抗期の息子への対処法をお話ししてきました。
もし、お子さんがイライラしていたり反抗したりするときは何かのサインです。
話せるときにきちんと話をきいてみましょう。
そして「どんなことがあってもお母さんもお父さんもあなたの味方だよ」ときちんと伝えましょう。
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