
非常用持ち出し袋の中身はどんなものを備えておけばよいのかよくわかりませんよね。
この記事では、非常用持ち出し袋の中身で最低限必要なものをリスト化しました。
私は、2011年の東日本大震災で被災して避難した経験があります。

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非常用持ち出し袋の中身リスト

本当に必要な非常用持ち出し袋の中身をリスト化してみました。
ぜひ一つずつチェックしてみてください。
- 非常食と水
 - LEDヘッドライト
 - モバイルバッテリー
 - 携帯ラジオ(電池式・手回し式)
 - マスク
 - 除菌シート
 - 体温計
 - アルコール消毒液
 - 室内履き(携帯スリッパなど)
 - ゴミ袋
 - ペーパー類
 - 衛生用品
 - 小型扇風機(夏用)
 - 汗拭きシート(夏用)
 - カイロ(冬用)
 - ブランケット(防寒用)
 - お薬手帳
 - 保険証
 - メガネ・補聴器
 - 常備薬(頭痛薬・いつも飲んでいる薬など)
 - 絆創膏、湿布薬など
 - 小銭
 
あげればキリがないのですが、ここであげたものは最低限必要なものです。
グッズを背負って逃げることを想定するとあまり重くできませんよね。
ここにあげた「最低限どうしても必要なもの」と「自分がどうしても必要なもの」を持っていけるようにしましょう。
水・食料品は何日分必要?
例え避難所に着いたとしても、自治体で体制が整っていないと思って行動することが大切です。
災害時の基本は自分でできることは自分で準備する
最低でも非常食と水は1人3日分用意しておきましょう。
↓水やお湯を入れるだけで食べられる長期保存食もチェック↓
季節ごとに必要なものは変わる
災害はいつ起こるかわかりません。
季節が変わるごとに、非常持ち出し袋の中身もチェックして夏用と冬用に入れ替えておくことが大切。

チェックする部分としては夏の場合、熱中症対策グッズを準備しましょう。
冬の場合は、とても大切なのが防寒グッズ。
寒さやストレスで体調を崩さないように感染対策も必要です。
アイポッシュは、ウィルスや細菌も除去してくれる薬局で販売している除菌スプレー。
品切れで手に入らない時期もあったので、購入できるときに準備しておくことをおすすめします。
小銭も必要
今ではスマホ1つで電子決済ができるので、日々の生活では現金のやりとりは少ないですが、災害時には「停電」が起こることがあります。
停電が起これば電子決済もできなくなります。
たとえお店が開いていても、スマホの中に入っているお金は停電で使えません。

非常用持ち出し袋とは今すぐ避難しないといけない時に持って逃げるもの

非常用持ち出し袋(防災リュック)は、すぐに避難しなくてはいけない状況のとき「持っていく荷物」のことです。
Wikipediaでは
被災した際にすぐさま持って避難できるようまとめられたもので、一般に被災直後から救援活動の始められる数日間のあいだ被災者の生命を繋ぐものである。
緊急時は慌ててパニックになっていることも多く冷静に持っていくものを準備することはできないもの。
また、たとえ避難所に着いたとしても、最初は食料や水、防寒具などの準備は整っていません。
特に大地震など予測がつかない災害時は、自治体も被災しているため準備が整うには時間がかかると思った方がいいかもしれません。
ですから最低でも3日間は自力で過ごせるように準備しておく。それが「非常用持ち出し袋(防災リュック)」です。
災害時、日頃から準備しておくことが大切になります。
非常用持ち出し袋を準備しよう

とはいえ「避難時に本当に必要なもの」はよくわからないものですね。
そこで、非常用持ち出し袋にはどんなものを入れたらよいのかポイントを3つご紹介していきます。
ポイント①自分にとってなくてはならないもの
人それぞれ必要なものは違います。
例えば、持病を持っている方にとって「薬」はなくてはならないものですし、小さな赤ちゃんがいる場合はミルクやオムツ、おしりふきは必需品となります。
食料品や水もないと命に関わるものですね。
一言でいえば「これがないと命に関わる」というものが第一に準備しなくてはいけないものです。
- お薬手帳
 - 保険証
 - メガネ・補聴器
 - 常備薬
 
ポイント②避難時に助けになるもの
避難時に助けになるものとは
- モバイルバッテリー
 - 着替え
 - ライト
 - 携帯ラジオ
 - 衛生用品
 - 小銭
 
などです。
ポイント③食料品と水は最低3日分
今では、美味しい非常食がたくさん販売されています。
家族で好きなものを準備しておきましょう。
非常食は美味しい非常食ランキングで紹介していますのであわせて読んでみてくださいね。
-  

 おいしい非常食ランキング9選!本当に必要な量はどれくらい?買い占めが始まる前に準備しておこう!
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非常用持ち出し袋は1人一袋

基本的に非常用持ち出し袋は1人1袋が望ましいです。
重さもそうですが、家族であっても人ひとり必要なものは違いますよね。
1つの入れ物に数人分入れてしまうと「中でぐちゃぐちゃになってすぐに必要なものが取り出せない」なんてこともありうるんです。
防災リュックはどんなものを選べばいい?
防災リュックは、背負いやすいものであれば100円ショップのリュックサックでも構いません。
非常用持ち出し袋の中身も100円ショップで揃うものもたくさんあります。
しかし物によっては、100円ショップのものではない「防災グッズ」がよいものもあります。

そんな方には、最初からセットでなっている非常用持ち出し袋も販売しています。
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あれもこれもと備えたくなりますが、防災リュックを背負い走って逃げられる量にとどめることも大切です。
せっかく準備してもいざというとき「防災リュックが重すぎて素早く行動できない」なんてことのないようにしましょう。
非常用持ち出し袋の保管場所はどこが最適?
非常用持ち出し袋の保管場所は「避難経路上に置く」ことが大切です。
タンスの上などのすぐに取り出せないような場所に置かず
- 玄関
 - 庭の窓の近く
 
などご自宅の避難経路として考えられる場所に擱いておきましょう。
また、非常用持ち出し袋(防災リュック)の置き場所は、家族にもしっかり把握してもらうことが大切なので、できれば一緒に決められるとよいですね。
非常用持ち出し袋が完成したら実際に背負って避難所まで歩いてみよう

非常用持ち出し袋(防災リュック)が準備できたら、自治体のハザードマップを確認して予定の避難所まで歩いてみることをおすすめします。
お住いのハザードマップを確認できるサイトを見つけました。
こちらでお住いの地域を入力して確認してみてください。

いざという災害時は、なかなか落ち着いて行動できないものです。
防災リュックを背負って速足で歩けるかどうかも確認しておきましょう。
まとめ:危険区域に住んでいなくても非常持ち出し袋は必須!

ハザードマップでご自分の住んでいる場所が危険区域ではなかったとしても非常用持ち出し袋は準備しておくことが大切です。
たとえ水害や津波には遭わなかったとしても、大地震災害も想定して準備しておかなくてはいけません。
経験談ですが、私の住んでいる地域は、水害・土砂崩れ・台風などにも強い地域です。
2011年の東日本大震災の時には、震度6強の大地震に遭っています。
大地震で家は壊れませんでしたが「原発事故」の放射能で避難することになってしまいました。

持ち出し袋は必要なものがセットになっている便利なものが販売されるようになりました。
防災グッズは災害が起こった後に、必ずと言っていいほど品切れになります。
だからこそ購入できるときにチェックしておきましょう。
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