新型コロナウィルスの感染が心配で、もし今災害に遭っても避難所に行くのをためらいますよね。
そのためマイカーでの車中避難を考えている人もいるのではないでしょうか。
もちろん車中避難なら家族だけでプライベートも守られるし、気を使うことも少なくていいですね。
ですが、車中避難してはいけない人が一定数います。
車中避難してはいけない人は
- 65才以上の人
- 持病を持っている人
- 半年以内に手術・出産した人
- 妊娠中の人
- 運動能力が衰えている人
- コロナウィルス感染者・濃厚接触者
実際に熊本地震では、車中避難していて、エコノミークラス症候群になり命を落とされた方もいらっしゃいました。
大地震の時
- 自宅がキケンな状態にあり居られない
- 避難所は人があふれていては入れない
などという理由で車中避難を余儀なくする人もいるでしょう。
しかし、まずはどんな人が車中避難を控えるべきかを知っておくことが大切です。
そして、たとえ車中避難してはいけない人に当てはまらなくても注意しなくていけないことがあります。
この記事で詳しく解説しますのでぜひ最後まで読んでみて下さいね。
こんな人は車中避難してはいけない
新型コロナウィルスの感染予防では密をさけなくてはいけません。
そのため、これから起こるかもしれない水害や大地震では、避難所に行かず車中避難を考えている人もいるのではないでしょうか?
しかし、長時間同じ体勢でいることは、とてもリスクがありエコノミークラス症候群になってしまう可能性が高くなります。
とくに以下に当てはまる方は、車中泊を控えたほうがいいです。
- 65才以上の人
- 持病を持っている人
- 半年以内に手術・出産した人
- 妊娠中の人
- 運動能力が衰えている人
- コロナウィルス感染者・濃厚接触者
これらに当てはまる方は血栓がつまりやすいといわれてます。
情報元 NHKあさイチより
このようなリスクがない人でも車中避難時に注意しなくてはいけないことがあります。
車中避難で気をつけることをまとめました。
車中避難で注意すること
まずは体験された方の声をまとめますね。
私は、熊本地震で車中泊
1週間、水が困りました‼️— トイレの不二子 (@0APMAmQvNrvF9cl) September 9, 2019
やはり水は準備しておきたいですね。
避けて頂きたいですが止むを得ず車中泊をする方はエコノミークラス症候群に十分注意して下さい。熊本地震では多くの方が亡くなりました。同じ姿勢で約4時間程で血栓が出来ますので「私は大丈夫」と思わず必ず体を動かしたり水分補給して下さい。参考まで熊本地震の際のツイートを引用しておきます。 https://t.co/RIvfCqG4oK
— 熊本市長 大西一史 (@K_Onishi) September 6, 2018
当時の熊本市長も呼び掛けています。
注意① 車内はフラットに
車内では、長時間おなじ体勢でいてはいけません。
とくに座りっぱなしで足を下におろした状態はさけましょう。
なるべく足をあげてフラットな状態でいることを心がけます。
注意② こまめな運動と水分補給
車内に閉じこもらずに日中はなるべく車外に出て活動しましょう。
こまめに水分を補給しながら運動することでエコノミークラス症候群の予防だけでなくメンタル面でも重要になります。
車中避難で必要なもの
車中避難で必要なものはたくさんあります。
こちらの記事に車中避難で必要なものリストをまとめましたので参考にしてください。
子どもと一緒の車中避難に必要なものは?おすすめグッズと注意点を解説!
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まとめ:車中避難はエコノミークラス症候群に注意しよう!
車中避難はプライベートが守られるし、ウィルス感染予防の観点からも選択したくなりますね。
しかし、車中避難で一番気を付けなくてはいけないのがエコノミークラス症候群です。
車中避難でエコノミークラス症候群にならないためには
- こまめな水分補給と運動
- 着圧ソックスを着用する
- 日中は車外に出て活動する
- 車内では体勢をフラットな状態にする
そして、車中避難を控えるべき人は親せき宅や友人宅などの避難所以外の避難場所の確保も準備しておきましょう。