いつ起こるかわからない地震や水害に何を備えておけばいいかわからない。
このように悩んでいませんか?
私は2011年の東日本大震災と2019年の東日本台風(台風19号)を経験しました。
経験しているからこそわかるのですが、大規模災害が起こるとき最低でも1週間は自力で食料や水を用意しなくてはいけません。
なぜなら、行政すら被災しているのですぐには機能しないからです。
そこで、この記事ではこれから起こるかもしれない大地震や水害などに備えておくために必要なものをリストにしました。
100円ショップでそろうものをピックアップしましたので詳しく紹介します。
100均でそろえる防災グッズリスト15選
災害時に必要な防災グッズは必要なものが多いためなるべく費用を抑えたいですよね。
100円ショップでも十分というものもあるので一つずつ見ていきましょう。
コインケース
小学校や町内の急な集金、お友達との割り勘などに備えて大活躍の100均コインケース。
すべての金種がみっちり入ってると安心する(*^_^*) pic.twitter.com/0YCvh8jMV7— ろらん (@rorran) April 24, 2017
コインケースに小銭をある程度入れて防災バックの中に入れておきましょう。
今ではキャッシュレス決済が支払いの主流ですが、災害時には停電していてお店のレジも止まってしまっている恐れもあります。
そんなときに「現金でしか扱えません」というお店も多いんです。
どんなに食料が欲しくてもお店では現金がなければ買うことができません。
お札を備えておけばいいと考える人もいますが、店員さんも混乱している中での会計は非常に大変なこと。
除菌シート・赤ちゃんのおしりふき
除菌シートは、新型コロナの影響で品薄状態になったものの1つ。
感染症対策にも必要なものです。
赤ちゃんのおしりふきは、大人の身体を拭くこともできるので多めにあると役立ちますよ。
使い捨て歯みがきシート・マウスウォッシュ
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災害時には断水で水が出ないことも多く口腔ケアがしにくいです。
しかし、「歯磨きはウィルスなどの感染症予防にもなる」といわれるほど大切なことなんです。
100円ショップで売っている歯磨きシートやマウスウォッシュが災害時にはとても役立ちます。
ポリ袋
ポリ袋は災害時に何かと使い勝手が良いので備えておくとよいものの1つ。
例えば
- 使い捨て手袋の代わりになる
- バケツに被せたらそのまま水を運ぶことができる
- オムツなどを入れて捨てられる
- 汚れた洗濯ものを入れておく
など用途はたくさん。
用意しておいてよかったと思えるはずです。
使い捨てビニール手袋
大地震や水害のときに起こるのが断水。
水が出ないので、手をきれいに洗うことなかなかできません。
そんなとき、使い捨て手袋があればかなり重宝します。
割りばし・紙皿・紙コップ
割りばしや紙皿、紙コップはとても重宝します。
東日本大震災の時は、1ヶ月間のあいだ断水でしたので食事の際も紙皿や紙コップ・わりばしがとても役立ちました。
日頃当たり前のようにつかってるものが気づいたらなくて困った!
ということは緊急事態の時にはよくあること。
食べるものがあっても箸やお皿がなければ食べることすら難しいことに気づきます。
よく、「食器にサランラップを敷いて使うという方法」も紹介されていますが、これは実際やってみたら無理がありました。
サランラップが切れたりズレたりして、お皿に料理がついてしまい結局洗わなくてはいけないことに!
ぜひ備えてほしいものの1つです。
アルミ断熱シート
百均のアルミの断熱シートいいよオヌヌメこんな感じのやつの100均バージョン
夜はケージの上に毛布かけてあげるとより保温できるよ〜!おそらくケージは天井だけ金網だろうから登って毛布かじることもなさそうだし pic.twitter.com/KF5QtBPLUp— 枕元ねむ (@m_2525n) January 29, 2018
100円ショップですが300円商品として売っているアルミ断熱シート。
寒い冬の被災では、寒さに耐えきれないんです。
例えば避難所に行ったとしても体育館の冷たくて硬い床の上で過ごすので腰痛や冷えなどを訴える人も続出しました。
断熱シートは、レジャーシート代わりにもなり、車中避難にも重宝します。
簡易トイレ
断水時に困るのがやはりトイレ。
簡易トイレも100円ショップで売っています。
トイレの水が流せないので簡易トイレは必須アイテム。
と単純に思ったのですが、建設業の夫はいわく…
夫
下水の配管が壊れてしまう可能性があるからやらないほうがいいよ
とのこと。
簡易トイレは家族人数分、用意しておきましょう。
100円ショップのものは1回使い切りなのでこちらの簡易トイレの方が安くなります。
リュック
100円ショップでは大きめのリュックサックも売っています。
また小さめのウエストポーチやショルダーバックも避難所にいる場合には必須アイテム。
貴重品などを入れて身に着けておけば両手も空くし便利です。
持ち出し用として大きめのリュックサックの中にウエストポーチを一緒に入れておくことをおすすめします。
レインコート
レインコートは寒さしのぎにもなり、雨風もよけることができる災害時にはとても役に立つもの。
- 子ども用
- 大人用
- 上半身とズボンに分かれているもの
など種類も豊富なので家族の分そろえておきましょう。
耳栓・アイマスク
耳栓とアイマスクは、車中避難や避難所生活ならマストアイテム。
避難所ではたくさんの人が密集しているので、ざわざわしていて眠ることもむずかしいのが現実です。
小さな子どもからお年寄りまでたくさんの人が集まるので仕方のないこと。
車中避難でも外の音は大きく聞こえるため耳栓とアイマスクがあるとかなり役立ちます。
電池・モバイルバッテリー
電池とモバイルバッテリーも100円ショップで購入できます。
東日本大震災の時、品薄になったのが電池と水でした。
電池は100円ショップのものでも十分です。
しかし、モバイルバッテリーは100円ショップのものだとすぐに切れて使えなくなってしまうこともあるのでしっかりしたものをそろえておいた方が安心。
停電などの場合、モバイルバッテリーは生命線となるので慎重に選びましょう。
このモバイルバッテリーならLEDの懐中電灯にもなるのでかなり便利。
- iPhone
- android
- タブレット
- ゲーム機
などに使えます。
例えばiPhoneXSなら7回も充電することが可能。
こういったものを用意しておけば安心ですね。
使い捨て下着
トラベル用使い捨て肌着は女性用、男性用と揃っているので便利。
何日も洗濯できずに同じ下着をつけているのは気持ち悪いものです。
使い捨てなら多少の不便さはあっても清潔に過ごせますよね。
マスク
新型コロナウィルスの影響でマスクが品薄ですが100円ショップでもマスクは売っています。
値段は100円ではなくなってしまいましたが、災害時でも感染症の予防はしなくてはいけません。
50枚入りのたくさん入っているものを1箱は用意しておきましょう。
カロリーメイトなどの栄養保存食
災害時の空腹はかなりつらいです。
- カロリーメイトなどのバランス栄養食
- チョコレート
- 雨
- むき栗
などの長期保存できる食料もあるので用意しておきましょう。
まとめ:防災グッズは100均でも十分!
ここまで、いざというときに役立つ100円ショップのアイテムを紹介しました。
災害時には、自力で1週間以上は過ごす覚悟をしておくことが大切。
100円ショップで揃うものもたくさんありますが、すぐに壊れてしまうようなものは無駄になってしまいます。
ポイント
- モバイルバッテリーなどの電化製品はしっかりしたものを購入しておく
- 簡易トイレは何回も使うので100円ショップのものは割高になる
その他のものは、100円ショップのものでも十分に使えるのでぜひそろえておきましょう。
いざ大地震や水害に遭ってから後悔しても遅いので
- 買えるときに
- 1週間は困らない量
を準備しておいてください。
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