高校受験を乗り切って晴れて高校生になれたのにいざ学校に行こうとすると「頭が痛い、吐き気がする、おなかが痛い。」どうしちゃったんだろう。
このように悩んでいませんか?
以下に当てはまることがあるかチェックしてみてください。
- 高校に入学してからなんだか体調がわるい
- 学校に行くのが憂鬱
- 友達とうまく付き合っていく自信がない
- 高校の勉強についていけない
この中に当てはまることがあれば「高1クライシス」になっている可能性があります。
高1クライシスとは
高等学校進学後、学習や生活面での大きな環境変化に適応できず、生徒が不登校に陥ったり、退学したりする現象。
コトバンクより引用
「自分でもどう対策していいのかわからない」そんな悩みを解決しましょう。
今から紹介する対策を知っているのと知らないのでは大ちがい!
「高1クライシスにならない対策法」を意識して新入学を迎えたのしい高校生活にしましょう。
高1クライシスにならないための対策
高1クライシスになると学校に通うことができなくなりそのまま退学してしまうこともあります。
実際、わたしの子どもが高校に進学したときも1学期だけで2人ほど学校に来なくなってしまった子がいたとのこと。
大変な高校受験を乗りきりせっかく合格できた高校に行けなくなるのはとてももったいないですよね。
志望校選びは慎重に
高校に入学して大変だと感じるのは生活面だけではなく、「勉強がむずかしくてついていけない」という理由もあります。
例えば、志望校を選ぶときどんな選び方をしましたか?
おすすめの選び方は自分の偏差値よりも1ランク下げた高校を選択すること。
高校は同じような学力の生徒が集まるので余裕をもって勉強についていくことができます。
逆にギリギリの偏差値で入学できた場合、まわりの子は自分よりも成績がよい子が多い。
その中で自信を失ってしまい劣等感で勉強についていけなくなってしまう恐れもあるんです。
高校に入って勉強についていけないと感じたら
- 頭のよい子に教えてもらう
- 自力で努力して勉強をする
- 塾に行くか通信教材を使う
わたしの子どもは進研ゼミ高校講座を受講していましたがとてもよい通信教材でした。
塾に行くのはキツイけど通信教材なら自宅でスマホを使いながら学習もできて便利。オンライン授業もあったり今のニーズに対応してくれるので心強いです。
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積極的に話しかける努力をする
「学校に行きたい」と思うためには友達の存在や部活動など「学校にいけば楽しいことが待っている」という環境でなくてはいけません。
「自分から話しかける」行動をして早めに友達を作っておくことで「高1クライシス」なりにくくなります。
新しい環境で知らない顔ばかりで不安なのはまわりのクラスメイトも同じ。
話しかけやすそうな子に勇気を出して話しかけてみましょう。
体調を整える
どんなに頑張っても身体の調子がわるいとポジティブに考えることができません。
環境の変化だけでもストレスを感じているのでまずは
ポイント
- 質のよい睡眠
- バランスよく食べる
- ゆっくり深呼吸する
を心がけて自律神経を整えましょう。
高1クライシスになりやすい人の特徴は
「高1クライシスになりやすい人はどんな人なのか」その特徴をまとめてみました。
内向的な性格
同じ中学校から進学してくる人が一人でもいれば「知ってる顔」がいてすこしは安心するもの。
でも、高校はいろんな中学校から進学してきてほとんど知らない顔のクラスメイトばかり。
その中で内向的な性格の人は特に緊張します。
内向的な性格の人は自己肯定感が低いので「自分から話しかけること」がとても難しいもの。
とくに思春期のときは自分の容姿のコンプレックスが気になったり「自分が嫌い」と感じる人います。
「こんなわたしなんて・・・」
と思ってしまう人ほど内向的になり「クラスに馴染めない」と感じ学校に行きたくなくなってしまうのです。
相手から話しかけてくれればうまく馴染めるのですが、自分からコミュニケーションをとることがむずかしいので学校生活に馴染むまで時間がかかります。
ここでうまくいかないと「高1クライシス」になってしまう恐れがあります。
繊細で人のことが気になる
自分はまわりからどんな風に思われているんだろう・・・
繊細な人は「人の気持ちに敏感」です。
このような人はクラスメイトのちょっとした態度や目線が気になってしまいネガティブな受け取り方になってしまうことも。
「どう思われてもいいや」と思えるほど思春期の子の心は強くありません。
ネガティブ思考を改善するためには「ネガティブ思考の対処法」で解説しています。
【保存版】ネガティブ思考の4つの対処法!原因を知ることで変われる!
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ストレス発散が苦手
だれしも新しい環境ではストレスを感じるもの。
わたしの子どもも「高校に進学した4月中はすごく疲れた」と言っていました。
普通に学校に行っている人ですら疲れるのです。
たまったストレスをうまく発散できればよいのですが、それができずにストレスを抱え込みキャパオーバーになることも。
まるでコップの水からあふれてしまうようにストレスが爆発してしまい学校に行けなくなってしまうのです。
高1クライシスになってしまう3つの原因
そもそもなぜ高1クライシスになってしまうのでしょうか。
大きくわけて3つの原因が考えられます。
- 環境の大きな変化
- ストレスによる体調不良
- 学習面での自信喪失
原因を知って、「環境の変化」に順応できるよう心の準備をしておくことがおすすめ。
もし高1クライシスになってしまったら:まとめ
もし高1クライシスになってしまったら
- 自分を追い込まない
- 別の道も選択できるように親に相談する
- 自分の心の回復に努める
長い人生です。
少しくらい遠回りしても自分の輝ける場所を見つけられればいいのです。
「おかれた場所で咲きなさい。」この本は落ち込んだ気持ちをそっと救ってくれる内容です。
とはいえ、せっかく入りたくて入った高校に行けることが一番。
以下のポイントを意識して高1クライシスにならずに楽しい高校生活を送りましょう。
ポイント
- 勉強についていくための努力
- 体調を整える努力
- 積極的に友達を作る努力